研究課題
基盤研究(C)
本研究では、主に三つの点から中国近世人事制度と科挙制度について分析を加えた。一つ目は、科挙制度の学位の一つである「貢生」について、その明代における人事制度の特徴と清代の人事制度への継承関係である。また、二つ目は、清代の「捐納」と「加級」制度が、明末にどの程度の段階まで設計されていたのかについて分析した。三つ目は、清代の科挙名簿の発見を通して、そこから伺える明清時代の科挙慣習について考察した。
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すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件)
東北大学東洋史論集
巻: 第12巻 ページ: 339-367
第十一届科挙制与科挙学国際学術検討会論文匯編
巻: 2014 ページ: 188-192
第五届中国古文献与伝統文化国際学術検討会論文集
巻: 2014 ページ: 34-47