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洋務運動期の清朝による諸改革からみた一九世紀後半のマンチュリアにおける歴史的変動

研究課題

研究課題/領域番号 25370828
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 アジア史・アフリカ史
研究機関金沢大学

研究代表者

古市 大輔  金沢大学, 歴史言語文化学系, 教授 (40293328)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
研究課題ステータス 完了 (2015年度)
配分額 *注記
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード東洋史 / マンチュリア / 清朝
研究成果の概要

本研究では、19世紀後半のマンチュリアにおける清朝の諸改革に関する史料の抽出と整理を行い、その諸改革の背景や内容を比較して諸改革間の関連性についての検討を進め、その諸改革全体が有する特徴に関する考察を試みた。その結果、以下のような知見・見通しを得た。
(1)洋務運動期のマンチュリアにおける諸改革は、マンチュリア南部では、漢人移民や馬賊集団を実質的に把握・統制するため、1870年代から主として官制改革のかたちで推進された。(2)他方、マンチュリア北部では、馬賊の発生や1880年代前後の北東アジアにおける国際的変動の激化のため、軍事的な対応を緊急に実現すべく軍事色の強い兵制改革が推進された。

報告書

(4件)
  • 2015 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2014 実施状況報告書
  • 2013 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2015 2014

すべて 雑誌論文 (2件) (うち謝辞記載あり 1件)

  • [雑誌論文] 19世紀後半における清朝の対マンチュリア認識とその変化――「東三省」の語の用法の変化にみるマンチュリアの「辺境化」――2015

    • 著者名/発表者名
      古市大輔
    • 雑誌名

      金沢大学歴史言語文化学系論集 史学・考古学篇

      巻: 7 ページ: 1-52

    • NAID

      120005593998

    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書
    • 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 清代嘉慶・道光年間における「東三省」の語とその用例・用法 ――19世紀前半の清朝の対マンチュリア認識の特徴にも触れながら――2014

    • 著者名/発表者名
      古市大輔
    • 雑誌名

      金沢大学歴史言語文化学系論集 史学・考古学篇

      巻: 6 ページ: 1-42

    • NAID

      120005418453

    • 関連する報告書
      2013 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2014-07-25   更新日: 2019-07-29  

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