研究課題/領域番号 |
25370832
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
アジア史・アフリカ史
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
大澤 孝 大阪大学, 言語文化研究科(研究院), 教授 (20263345)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | イェニセイ河 / クルグズ族 / 南シベリア / ハカス / トゥヴァ / モンゴリア / 南進 / 古代テュルク・ルーン文字碑文 / 古代クルグズ族 / 岩絵銘文 / 古代テュルク語 / モンゴル高原 / 遊牧民の南方移動 / 東ウイグル可汗国 / 840年 / トゥバ河 / テプセイ銘文 / 洞窟墓 / ルーン文字銘文 / タガール時代の立石墓 / 岩絵 / タガール時代 / テュルク・ルーン文字碑文 / ハカス共和国 / トゥヴァ共和国 / 資料収集 |
研究成果の概要 |
本課題研究では,ハカス共和国およびモンゴル国の関係機関と学術協定を締結し,現地の研究者と共同でハカス共和国及びモンゴル国の古代遺跡や古代テュルク・ルーン文字銘文の調査を試みた.本調査を通して、従来発表された銘文の再検証をすることもでき,また偶然とはいえ,現在でも未解明のルーン文字を含む小銘文を見つけることができた。 また本研究では,西暦9世紀から10世紀頃にかけて特徴的な文字を含む岩絵銘文がイェニセイ河沿岸のハカス方面からモンゴル高原西北部に広く分布していることが明らかになった.今後はここで得られた資料に基づき,古代クルグズ族の南進ルートやその歴史背景について明らかにしてゆきたいと考える.
|