研究課題/領域番号 |
25370850
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
西川 杉子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (80324888)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 啓蒙 / 宗教 / 国民国家化 / ユグノー / ネットワーク / 宗派ネットワーク / 18世紀 / プロテスタント / イングランド国教会 / ハンガリー / イングランド銀行 / デプレツェン / 改革派 / カンタベリ大主教 / 啓蒙主義 / ヴァルド派 / ブコヴィナ |
研究成果の概要 |
この科研ではトランスナショナルなネットワークが衰退したとされる18世紀後半において、小規模ながらもヨーロッパ・プロテスタントとの連携運動に着目し、イギリス、イタリア、ウクライナ、ハンガリー、ポーランドで資料調査を行った。その結果、亡命ユグノーのネットワークが、その連携運動を担い、密な連絡を保っていたことが明らかになった。特に調査対象としたJ. J. マジェンディらユグノーの子孫たちは、イングランド国教会を信奉しており、国教会の内部で、大陸のプロテスタント救済のために働きかけを行っていた。彼らの言説は、17世紀と変わらない宗教の大義を掲げたものであったが、それに呼応する人々も多かったのである。
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