研究課題/領域番号 |
25370854
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
田中 俊之 金沢大学, 歴史言語文化学系, 教授 (00303248)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 中世史 / スイス盟約者団 / ハプスブルク家 / 在地貴族 / 秩序形成 / バーゼル / シスガウ・ラントグラーフシャフト / ラント裁判 / 宮廷裁判 / 前方オーストリア政策 / ブルゴーニュ戦争 |
研究成果の概要 |
本研究は,スイスの国家形成の過程にハプスブルク家や在地の貴族層がどのように関係づけられるのかを,地域秩序のあり方を視点に考察したものである。ハプスブルク家や在地貴族は,通説が前提とするような,スイスの国家形成にとっての阻害要因だったのか?本研究では,15世紀後半以降について史料が示す「宮廷裁判」の機能に着目し,スイス北西部においてはなおハプスブルク家が在地貴族ともども地域秩序の形成に主導力を発揮し,敵対関係にあったと考えられている都市バーゼルとも依存関係にあったことを明らかにした。
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