研究課題/領域番号 |
25370863
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
|
研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
吉田 浩 岡山大学, 社会文化科学研究科, 准教授 (70250397)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2015年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 農奴解放 / ロシア / アレクサンドル2世 / ロシア大改革 / コンスタンティン大公 / エレーナ・パーヴロヴナ大公妃 |
研究成果の概要 |
本研究は大改革の核をなした農奴解放に焦点をあてた。ロシア連邦国立文書館所蔵の皇帝、コンスタンティン大公文書を中心的な資料として用い、次のような結論に至った。(1) 農奴解放は19世紀初頭以来積み重ねられてきた改革の延長線上にある。(2) クリミア戦争は国庫に経済的打撃を与え、経済改革や軍隊の改革を必然化したが、農奴制の廃止を迫る程のものではなかった。(3) 農奴解放の画期は1856年3月の皇帝演説、1857年1月の秘密委員会設置などいくつか考えられるが、実現された形での農奴解放は1858年夏頃にその実施が決定された。
|