研究課題/領域番号 |
25370873
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
青谷 秀紀 明治大学, 文学部, 准教授 (80403210)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 中世 / 南ネーデルラント / 都市 / アイデンティティ / ブルゴーニュ公 / ネーデルラント都市 / リエージュ / マーストリヒト / 宗教儀礼 / ネーデルラント / 贖宥 / 聖年 |
研究成果の概要 |
本研究では、中世後期、とくにブルゴーニュ家及びハプスブルク家支配下の南ネーデルラントにおける、都市アイデンティティの形成や変容に考察を加えた。対立するにせよ友好的な関係を結ぶにせよ、君主と濃密なコミュニケーションを展開した都市を取り上げ、君主と市当局がそれぞれ、政治文化の領域において、どのように都市アイデンティティのあり方に影響を及ぼし、これを共同体の支配に利用しようとしたのかを明らかにした。その際、この目論見と、ときに呼応ながら、ときにずれを生じさせながら、市民諸集団のアイデンティティがどのように変容し、再構築されたのかにも充分配慮するよう試みた。
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