研究課題/領域番号 |
25370889
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
|
研究機関 | 滋賀県立大学 |
研究代表者 |
定森 秀夫 滋賀県立大学, 人間文化学部, 教授 (90142637)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 加耶 / 高句麗 / 新羅 / 百済 / 倭 / 中国南朝 / 対外関係 / 陶質土器 / 大加耶 / 阿羅加耶 / 陶質土器壺 / 蜂蜜 / 任那日本府 / 高霊タイプ陶質土器 / 咸安タイプ陶質土器 / 小加耶 / 固城タイプ陶質土器 / 山字形金銅冠 / 玉田M6号墳 / 蔚珍徳川里Ⅰ─5号墳 / 強制移住 / 風納土城 / 夢村土城 / 爐形土器 / 高霊松林里遺跡 / 蓮華文せん; / 金官加耶 / 銅ふく / 集安 / 桓仁 / 釜山九朗洞古墳群 / 港 |
研究成果の概要 |
加耶は、高句麗・百済・新羅のように統一国家を形成することなく、小国家連合を維持しつつ新羅に征服されるまで存続した。その間、加耶諸国相互間および新羅・百済・倭・高句麗・中国南朝との対外関係の在り様、変容などから加耶領域の変動・消長などを考古資料から検討した。加耶は考古学的には金官加耶・大加耶・小加耶・阿羅加耶の四つからなり、5世紀以降は金官加耶を除く三つの加耶が存続する。大加耶と小加耶は密接な関係であったが、三つの加耶は相互に独立し、かつその独立性が非常に強かったため、6世紀中葉に新羅によって滅ぼされてしまったと考えられる。
|