研究課題/領域番号 |
25370896
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 立命館大学 (2016) 大阪大谷大学 (2013-2015) |
研究代表者 |
長友 朋子 (中村朋子 / 中村 朋子 / 長友 朋子(中村朋子)) 立命館大学, 文学部, 准教授 (50399127)
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研究分担者 |
鐘ヶ江 賢二 鹿児島国際大学, 公私立大学の部局等, 書記 (00389595)
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連携研究者 |
中村 大介 埼玉大学, 教養学部, 准教授 (40403480)
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研究協力者 |
趙 大衍 全北大学校人文大学, 准教授
金 奎虎 公州大学校自然科学大学, 教授
河承 哲 慶南発展研究院, 歴史文化センター長
三辻 利一 鹿児島国際大学, 非常勤講師
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 日本列島の古墳時代 / 韓半島 / 東アジア / 土器生産と窯 / 土器製作の民族学的研究 / 理化学的分析 / 初期須恵器と陶質土器 / 野焼きと窯焼き / 考古学 / アジア考古学 / 社会複雑化 / 土器生産 / 窯導入 / 国際研究者交流 / 弥生・古墳時代 / 日本列島 / 韓半島(朝鮮半島) / 中国東北地域 / 窯 / 日本:韓国 / 弥生時代~古墳時代 / 初期鉄器時代、原三国時代~三国時代 / 土器生産体制 |
研究成果の概要 |
韓半島の窯導入について、最初に中国北部の平窯が、次に中国南部の影響で窖窯が導入されるという二段階の過程を示した。また、焼成温度分析を行い、平窯導入の経由地である中国東北地方は低温焼成の窯であったことを明らかにした。窖窯の導入後は安定した高温焼成が可能となる一方、調理具の野焼き土器生産も継続しており、野焼きと窯焼成の複合的な土器生産体制が韓半島南部で行われていたことを示した。そして、韓半島で定着した高温焼成の窖窯が日本列島へ導入される過程を、土器と工人の体制から論じ、野焼き工人と窯焼成工人を含む小規模な集団が渡来する場合と、窯焼成工人主体の工人集団が渡来する場合があったと結論付けた。
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