研究課題/領域番号 |
25370901
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 公益財団法人泉屋博古館 |
研究代表者 |
廣川 守 公益財団法人泉屋博古館, 学芸課(本館), 副館長 (30565586)
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研究分担者 |
小南 一郎 公益財団法人泉屋博古館, 学芸課(本館), 館長 (50027554)
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連携研究者 |
深井 純 関西学院大学, 博物館開設準備室, 教育技術主事 (00111039)
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研究協力者 |
内田 純子
鈴木 舞
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 殷周青銅器 / 銘文 / 高精細画像 / 施文技法 / 消失原型 / 文字溝部形状 / 西周金文 / 文字鋳型製作方法 / 刻銘 / 沈線文様 / 高精細デジタル画像 / 金文文字形態 / 文字原型 / 文字輪郭線抽出 / 同一文字原型 / 文字製作規格 |
研究成果の概要 |
高精細デジタル画像とマイクロスコープ画像を利用し、泉屋博古館、黒川古文化研究所、白鶴美術館、根津美術館、寧楽美術館にそれぞれ所蔵されている殷周青銅器およそ140点以上の銘文文字について、そのごく細部の形態を検討した。その結果、文字施文の形状にいくつかの形式が存在することが明らかになった。さらに時期毎の文字施文の状況を把握することによって、その施文形式の系譜をたどった。そしてとくに殷墟期および戦国期では、文字の製作に複数の技法が併用されていたこと、そしてそのうちのひとつに消失原型を利用する方法が継続的に採用されていたことを確認することができた。
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