研究課題/領域番号 |
25370903
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 公益財団法人元興寺文化財研究所 |
研究代表者 |
木沢 直子 公益財団法人元興寺文化財研究所, 研究部, 研究員 (50270773)
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研究分担者 |
小村 眞理 元興寺文化財研究所, 研究部, 研究員 (10261215)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 櫛 / 葬制 / 副葬品 / 東アジア / 地域交流 / 祭祀 / 副葬 / 古代東アジア / 地域間交流 |
研究成果の概要 |
本研究では、古代東アジアにおける櫛の系譜と用途を検証した。特に副葬品としての櫛に着目して、古代東アジアにおける葬制の一端を解明することを試みた。東アジアにおいて櫛を副葬する習慣は広く見られる。それらには時代と地域によって異なる様相を確認できる。本研究では、日本列島において古墳時代に行なわれる櫛(竪櫛または複材型の櫛)の副葬が日本独自のものであり、当時の日本列島における葬制と深く関わることを示した。5世紀には韓半島南部、加耶地域に同じ櫛の副葬事例があるが、それは当時の韓半島には見られない櫛であり、副葬方法であった。
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