研究課題
基盤研究(C)
古墳時代の石棺への赤色顔料の塗布は、これまで漠然と棺内全面に塗布されていると考えられていた。しかし、本研究により部分的な塗布によるものが一定量認められることが明らかとなった。塗布された赤色顔料の種類については、朱とベンガラ(ベンガラは粒子形態から2分)が認められた。これらの違いは、時期、地域、石棺石材の産地、石棺形態など、様々な差との相関関係が認められた。今後、他の赤色顔料関係資料の調査を進めるとともに、他の考古資料の研究成果をも援用しながら、このような差が生じた背景を検討したい。
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