研究課題/領域番号 |
25370937
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
足羽 與志子 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (30231111)
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研究協力者 |
Bandhu Ravi
Dissanayake J. B.
Gombrich Richard
五十嵐 理奈
Asoka Mendis de Zoysa
Obeyesekere Gananath
Perera Anoli
Perera Sasanka
Pothupitiya Pala
Ratnayake Madhubhasini
陳 先清
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 仏教寺院 / 壁画 / 芸術 / ポスト・コンフリクト / パブリック・アート / 寓話 / 文化表象 / 和解 / 芸術・芸能 / スリランカ / 仏教寺院壁画 / 暴力 / バブリック・アート / 現代美術 / アート / ポスト紛争 / イメージ / 文化政策 / 表象 / 寺院壁画 / 仏教 / 文化人類学 / 紛争 / 美術館 / アジア / 現代アート / 病気治療儀礼 / ゲルニカ / 宗教画 / 仏教壁画 |
研究成果の概要 |
スリランカの仏教寺院の19世紀末から現代までの壁画を中心に内容、構成、製作者、社会的背景、影響等の調査により次の成果があった。1)ブッダの生涯、仏教伝来史、仏教王朝史、ジャータカ物語などがテーマの壁画は、人々が知る寓話を視覚として喚起し、民族紛争時の暴力と情動の経験を重ね合わせて、苦悩に意味を与え、批判も含めた宗教的和解を可能にさせている。2)現代の寓話として寺院壁画の意義は高区、壁画制作を伝統的職能の一つとする低カースト集団の役割は大きい。3)欧米等の特定のミュージアムやアート空間と同じく、仏教寺院はイメージハウスとして、社会に深く関わるパブリック・アートの役割をも担ってきた。
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