研究課題/領域番号 |
25370949
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 成城大学 |
研究代表者 |
上杉 富之 成城大学, 文芸学部, 教授 (00250019)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | メディカルツーリズム / 不妊治療 / タイ / アメリカ / LGBT / クイア(queer) / 親子 / 家族形成 / 家族 / 結婚 |
研究成果の概要 |
本研究の主要な成果は以下の点を明らかにしたことにある。(1)「ポスト生殖革命時代」の今日、卵子提供や代理出産等の先端的な不妊治療はメディカルツーリズムの一種として実施されている。(2)先端的不妊治療によってうまれた子は「多元的親子関係」を持つことがあり、その場合、関与する家族は「相互浸透的家族」となる。(3)米国のLGBTカップルは「共同養育」(co-parenting)という新たな子作り/子育てを試みており、そこに関与する者は「拡大家族」(extended family)を形成する。(4)日本のLGBTカップルも、意図や自覚はしていないものの、すでに「共同養育」を実践しつつある。
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