研究課題/領域番号 |
25370955
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 中京大学 |
研究代表者 |
中原 聖乃 中京大学, 社会科学研究所, 特任研究員 (00570053)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 放射線影響 / 暮らし / ネットワーク / 伝統的保存食 / リスク / 米国 / マーシャル諸島 / 核実験 / 地域再生 / 親族ネットワーク / 伝統保存食 / 故郷 / 放射能汚染 / 災害復興 / 放射能リスク / 伝統の創造 / 共同体 / 軍事 |
研究成果の概要 |
本研究では、1954年にアメリカが実施した水爆実験によって被ばくし、避難生活を送るマーシャル諸島ロンゲラップ共同体を対象として、被ばく後の社会における「つながり」の意味を明らかにした。避難島での伝統保存食の復活は、拡散居住する避難者同士、および避難地周辺の島々との関係性を構築するのに重要な役割を果たしていた。これらの関係性の構築は、避難地周辺の自然知の獲得を可能とし、いっそう生産を促進させ、贈与関係における地位の回復が見られた。
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