研究課題/領域番号 |
25380062
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際法学
|
研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
洪 恵子 三重大学, 人文学部, 教授 (00314104)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 国際刑事裁判 / 公正な裁判 / 国際刑事裁判所 / 独立性 / ICC / fair trial / independence / ローマ規程 / 裁判所の独立 / ICTY / 国際軍事裁判 / 国際社会の処罰権 |
研究成果の概要 |
私の研究は特に国際刑事裁判における「公正な裁判」とは何かという問題について考察した。国際刑事裁判に関しては、裁判の手続に関する規範については国内法上発展してきた「公正な裁判」概念がほぼ妥当する。他方で司法制度としての裁判所の公正さについては、国内法体系の概念を単純に類推することはできないが、国際裁判も「独立性」が重要であるとされる。こうした「独立性」は通常、裁判官に対する規範として確保される。さらに国際「刑事」裁判については、特に犯行地の国内裁判権や裁判所を設立した国々からの独立性が問題となるが、それぞれの裁判所の独立性は当該裁判所の裁判権(管轄権)の存立基盤に照らして確保されるべきだろう。
|