研究課題/領域番号 |
25380087
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
刑事法学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
平野 美紀 香川大学, 法学部, 教授 (70432771)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 終末期医療 / 精神科患者 / 安楽死 / オランダ / 生命終結 / 精神医療 / 強制入院 / 末期医療 / 意思決定 / 刑事法 / 認知症 / 精神科医療 / 自己決定 / 精神科 / 刑事施設 |
研究成果の概要 |
オランダはホームドクター制がとられており、患者と医師との関係が密接でかつ良好であり対等である。患者の自己決定は最大限に尊重され、医療同意法が保障する。身体的および精神的苦痛に苦しむ患者からの要請によって、医師による生命終結行為(安楽死行為)を行ったとしても、一定の要件を満たしている場合には、処罰の対象から外れる。安楽死審査法によって、医師に報告義務があり、検死官が書類審査のうえ、第三者機関である安楽死地域審査委員会が審査を行い透明性の確保を保つシステムによるもので、医師をはじめとした多職種による議論と実践が行われている。本人の同意のない後期妊娠中絶も、透明性を確保しながら実施されている。
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