研究課題/領域番号 |
25380185
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 実践女子大学 (2014-2016) 弘前大学 (2013) |
研究代表者 |
柑本 英雄 実践女子大学, 人間社会学部, 教授 (00308230)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | マクロリージョン / スケール / ガバナンス / ステークホルダー / 北海 / EGTC / EU地域政策 / 領域的結束 |
研究成果の概要 |
本研究で事例としてとりあげた「EU北海マクロリージョン戦略」ドラフト作成プロセスの検証によって、国家によって独占されてきた堅牢な権力共有ヒエラルキーのガバナンスが崩れ、地方政府などが主導して規範・ルールが形成されつつあることが検証された。ソフトなマクロリージョンがEU地域政策容器として、漁業政策や地域政策、とりわけETCのようなINTERREG系のプログラム利害関係者の調整の場となり、既存のEU・国家・州などの政治空間スケールを越えたクロススケールの水平的ガバナンスが発現し、その結果、EUの領域的結束が強化されていることが明らかになった。
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