研究課題/領域番号 |
25380222
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
渡邊 直樹 筑波大学, システム情報系, 准教授 (20378954)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 重み付き投票 / 被験者実験 / 投票力指数の再構築 / meaningful learning / weighted voting game / two-armed bandit problem / experiment / voting power / 投票メカニズム / 提携形成 / 経済実験 / 国際研究者交流(フランス) / 国際情報交換(フランス) |
研究成果の概要 |
たとえば,欧州議会において,加盟各国にはその人口に比例して議決の際の票数が割り当てられている.このような社会的意思決定制度を重み付き投票という.日本でも「一票の格差」なる議論がなされているが,まさしく人口に比例した議席数の配分では,議決に対してまったく影響力を持たない国が出現しうる.重み付き投票における議決に対する影響力は必ずしも割り当てられた票数に比例するわけではなく,起こりうる投票結果に対する事前予測が可能であるならば,より良い票配分を決めることができるはずである.本研究では,その事前評価が可能であるかを被験者実験によって考察し,投票結果の規則性を観察した.今後の課題はその一般化である.
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