研究課題
基盤研究(C)
イノベーションの成功確率が曖昧で、ある区間に入るケースの内生的成長モデルを構築した。このモデルではイノベーションに成功した企業は生産性決定のための投資を行う。イノベーションに成功する前はイノベーションの成功確率を区間の中の最低の成功確率で評価する。イノベーションの成功後は成功確率を区間の最大値で評価する。このため、イノベーションの成功確率がより曖昧になると、イノベーション活動は低下し、生産性も低下する。これは、近年の日本を取り巻く状況に対応していると考えられるが、イノベーションの成功確率が単一の数字である場合には説明ができない。
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Journal of Mathematical Economics
巻: 51 ページ: 77-92
10.1016/j.jmateco.2014.01.011