研究課題/領域番号 |
25380245
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
谷口 和久 近畿大学, 経済学部, 教授 (80268242)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 人工市場 / 市場過程 / 進化経済学 / U-Mart / オーストリア学派 / 人工市場実験 / 価格 / 売買 / 板寄せ方式 / 交換の原理 / U-Mart実験 / 裁定 / 売買行動 / U-Martシステム / ザラバ市場 / 市場特性 |
研究成果の概要 |
オーストリア学派の経済学は、市場分析において優れた実績を持つがその特徴は市場を「過程」とみなすことにある。その基礎を築いたイスラエル・カーズナー等が示した「企業家精神」や「価格の発見機能」などは分析において重要な役割を果たすものであるが、しかしながら、これらはおもに生産物市場における経済活動に関するものであり、「企業家的発見」や「俊敏性」などの重要な概念も生産物市場での企業家活動から着想されたものである。本研究では、指数先物市場を人工的に構築し実験的に分析することで、これらの重要な概念に関して、部分的ではあるが、金融市場のおいても働く余地のあることを確かめたものである。
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