研究課題/領域番号 |
25380249
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済学説・経済思想
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
堂目 卓生 大阪大学, 経済学研究科, 教授 (70202207)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | アダム・スミス / J.S.ミル / アマルティア・セン / アンリ・ベルクソン / ジャン・バニエ / 共感 / セン / 公平な観察者 / 開放的不偏性 / グローバル正義 / ケーパビリティ・アプローチ / ベルグソン / ナイト / 国民的偏見 |
研究成果の概要 |
アダム・スミスの思想を、市場・社会・政府・経済成長に関する基礎的な思想として捉えた上で、スミス以降のさまざまな思想を検討した。その結果、スミスの思想は、アンリ・ベルクソンが言う「閉じた社会」(強い人、優れた人が頂点に立って、弱い人、劣った人を支配する社会)を前提にしているものの、「開かれた社会」(個人間のあらゆる差異を乗り越え、すべての人間を同等に扱う社会)を目指すものであることが分かった。そして、「閉じた社会」から「開かれた社会」への移行を目指す思想としてJ.S.ミルとアマルティア・センの思想が位置づけられることが分かった。
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