研究課題/領域番号 |
25380306
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
深川 博史 九州大学, 経済学研究院, 教授 (30199153)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | FTA / 農産物 / 競争力比較 / 日韓FTA / 日中韓FTA / 農業問題 / 韓国 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、日韓農産物の競争力を明らかにして、日韓FTAによる市場開放へのインプリケーションを示すことにある。競争力分析の内容は、日韓の関税比較、韓国の輸入規制、保護貿易水準PSEの日韓比較、貿易特化指数 TSIと顕示比較優位指数 RCA による分析である。先ず、保護水準の分析により日韓の保護水準には大差ないことを示した。次に、TSIとRCA分析では、品目別にみると、日本の競争力がより高い農産物があり、両国の競争力格差も、徐々に縮小していることを示した。このような条件下では、農業分野の問題は、もはや日韓FTA交渉の制約要因とはならないことが判明した。
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