研究課題/領域番号 |
25380307
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
岩田 健治 九州大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (50261483)
|
研究分担者 |
星野 郁 立命館大学, 国際関係学部, 教授 (30199476)
山口 昌樹 山形大学, 人文学部, 教授 (10375313)
HANADA EVA 神戸大学, 経済学研究科, 准教授 (40581856)
高﨑 春華 (高崎 春華) 大東文化大学, 経済学部, 助教 (40583026)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | EU(欧州連合) / 銀行同盟 / 資本市場同盟 / 金融同盟 / EMU(経済・通貨同盟) / 最適通貨圏理論 / EU / 金融システム / 金融監督 / 破綻処理制度 / 預金保険制度 / ユーロ危機 / 経済統合 / 通貨統合 |
研究成果の概要 |
本研究はEU「銀行同盟」に関する総合的研究で、(1)その背景にはスペインにおける銀行―政府部門間のネクサス型危機があったこと、(2)それがEU規制監督制度を基盤にユーロを支えるためのより強固な制度として構想されたものの、制度デザインにおいてなお課題が残されていること、(3)それは銀行部門で生じた非対称的ショックが政府債務危機という非対称的ショックに転嫁するのを防止する機能を有すること、(4)銀行同盟への対応として自己資本の増強を進めた大銀行グループとリスクアセットの削減を迫られたグループに大別されること、(5)それが周辺国の金融法制強化にも影響を与えつつあることなどを、総合的に明らかにした。
|