研究課題/領域番号 |
25380308
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
工藤 健 長崎大学, 経済学部, 准教授 (70404316)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 最適金融政策 / コア・インフレーション / 不完全資本移動 / 金融政策 / 物価指数 / 超低金利政策 / 国際資本移動 / 金融政策ルール / 金融政策の波及効果 / 財政の時系列分析 / 限定合理性 / 経済実験 |
研究成果の概要 |
情報が不完全な国際金融資本市場において、均衡実質利子率が低下するようなショックに対する金融政策の効果について、単純な理論モデルとシミュレーションにより分析した。その結果、物価安定と国際間の資本の最適配分の間に相克が生じる恐れがあること、一定条件下で引き締め気味の金融政策が最適になり得ることが示された。この成果は長崎大学経済学部100周年記念論文集に収められている。 また、金融政策における物価安定指標の最適性について分析した。その結果、一般物価指数や刈り込み平均指数などに比べて、ニュー・ケインジアン・モデルに基づく粘着価格指数が予測性において優れていることが示された。
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