研究課題/領域番号 |
25380325
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 東北大学 (2015-2016) 上智大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
日引 聡 東北大学, 経済学研究科, 教授 (30218739)
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研究分担者 |
宮脇 幸治 関西学院大学, 経済学部, 准教授 (40550249)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 気候変動 / 農業 / 気温上昇 / 生産性 / 土地利用 / 農業影響 / 土地生産性 / 気候変動の農業影響 / 作物別土地費用 / 作物別土地利用 |
研究成果の概要 |
日本の市町村レベルのパネルデータを使い、主要21作物を対象に、作物別生産性関数、及び、土地利用関数を推計し、温暖化が作物別土地生産性、作物への転換に及ぼす影響を分析した。その結果、1~2℃の気温上昇により、北海道では、米、小麦、きゅうり、なす、トマト、ピーマン、みかん、ぶどうの生産性が上昇する一方、それ以外(かんしょ、だいこん、にんじんなど)の生産性は低下し、関西地方以西では、すべての作物の生産性が低下することが分かった。土地利用については、冷涼な気候を好むいちご、りんご、はくさい、ほうれんそう、キャベツなどが、比較的温暖な気候に強い米やきゅうり、みかんなどの品目に転換する可能性が示唆された。
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