研究課題/領域番号 |
25380328
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 東京電機大学 |
研究代表者 |
阿部 一知 東京電機大学, 未来科学部, 教授 (60339067)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2014年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 国境効果 / 国際貿易 / 取引費用 / 自由貿易協定 / 重力モデル / 直接投資 |
研究成果の概要 |
本研究は、自由貿易圏による「国境効果」の縮小の効果を実証分析するものである。国境効果とは、たとえ関税が撤廃されても、国境を越える取引の取引費用が国内取引に比べて高いままで維持されている現象を指す。 国境効果の計測に、輸入・移入を被説明変数とする伝統的な貿易重力モデルを使用した。その結果、従来研究より小さめの推計結果となったものの、東アジア、NAFTA、EUすべてに国境効果の残存が見られた。また、直接投資が国境効果を抑制していることが推計より示唆される。NAFTA、EUにおける通商制度は、国境効果の縮減に寄与してきたとみられる。
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