研究課題/領域番号 |
25380393
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金融・ファイナンス
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
岩本 武和 京都大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (80223428)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 資本フロー / 国際投資ポジション / グローバル流動性 / シャドーバンキング / ユーロ / 国際収支 / 評価効果 / グローバルインバランス / 経常収支 / 対外不均衡 |
研究成果の概要 |
金融危機前後の米国と欧州、および米国とアジアの資本フローを検討した結果、米欧間のグロスの資本フローは、危機前では流入・流出とも1兆㌦に達し、危機後はともに1/10程度に激減している(ネットではともにネグリジブル)であるのに対し、米亜間のグロスの資本フローは、どちらの時期も前者に比べてネグリジブル(ネットではアジアからの一方的な資本流出)であった。この米欧間のグロスの資本フローのうち、米国からの資本流出は。欧銀がMMFからの資金調達であり、資本流入は欧銀による証券化商品の購入であり、こうした米国のシャドーバンキングを通じて供給される流動性こそ今日におけるグローバル流動性の根幹をなしている。
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