研究課題
基盤研究(C)
平均寿命の増加は,介護状態に陥る可能性の増大を伴う.我が国を始め高齢化を迎えている諸国では,いわゆる「長寿リスク」に加え「介護リスク」に直面している.介護リスクを考察する上で,死亡率がいかに健康状態(要介護度)と関連するかを把握することが重要となる.しかし,関連するデータの欠如によって,死亡率と健康状態のダイナミックな関係に関する研究は乏しい.本研究では,要介護状態別の死亡数データは欠如しているという想定の下で,要介護状態に応じた死亡率を予測する新たなモデルを提案し,ベイズ法による予測の枠組みを構築した.この手法を我が国の介護年金制度のデータに適用し,要介護状態別の死亡率の予測を行った.
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち謝辞記載あり 1件、 査読あり 1件) 学会発表 (16件) (うち国際学会 5件、 招待講演 6件) 備考 (1件)
Proceedings「第18回ノンパラメトリック統計解析とベイス推定」
巻: ー ページ: 228-239
North American Actuarial Journal
巻: Vol. 18, No 1. 号: 1 ページ: 242-257
10.1080/10920277.2013.872983
http://web.sfc.keio.ac.jp/~kogure/risk/index.php?LongTermCare