研究課題/領域番号 |
25380404
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金融・ファイナンス
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研究機関 | 国際基督教大学 |
研究代表者 |
海蔵寺 大成 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (10265960)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 投機的バブル / 暴落 / ノイズ・トレーダー / 効率的市場仮説 / 相転移 / エントロピー最大化原理 / 離散選択モデル / 市場暴落 / 経済物理学 / 統計物理学 / ファイナンス / 金融経済学 / 金融バブル / イジング・モデル / バブル / バブル崩壊 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、投機的バブルの発生とそれに続くバブルの崩壊の原因を解明する理論モデルを提案することである。本研究では、投資家の心理的な揺らぎ(直観)が、株式市場のバブルやバブルの崩壊を生み出す本質的な原因であることを理論的に示した。投資家の心理的揺らぎが小さいとき(つまり、投資家が自らの投資行動に強い自信を持っている時)、投機的バブルとその崩壊が起きることがわかった。さらに、モデルから導かれるバブルの崩壊の理論的条件を実際の株価データが推計した結果、バブル崩壊と理論的予測が一致していることがわかった。以上の結果から、株式市場のバブルの崩壊は理論的に予測可能性であることが示された。
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