研究課題/領域番号 |
25380424
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 大阪大学 (2015-2016) 京都大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
ドンゼ ピエール・イヴ 大阪大学, 経済学研究科, 教授 (20635718)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 経済史 / 経営史 / 医療ビジネス / 病院経営 / エックス線装置 / Business History / Medical technology / Japan / 医療史 / 放射線装置 / 産業史 / 医療器械 / 病院 / 日本 / 技術史 / 放射線学 |
研究成果の概要 |
この研究は、日本における医療市場の形成に関する新しい医療技術(エックス線装置の事例を通して)の影響を明らかにした。2点は特に強調された。 1)病院システムの構造(日本の場合は都市において多数の私立小病院の集中)・組織(日本には、自由競争)は技術の普及と強い関係がある。その結果、日本市場の特徴を理解していたエックス線装置メーカー(島津製作所)は、グローバル企業(ドイツのシーメンス)より市場を支配した。 2)新技術は投資であり、病院の経営へのインパクトは大きかった(富裕層の患者の入院など)。病院システムの調整のため、国家は介入した。
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