研究課題/領域番号 |
25380432
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
三輪 宗弘 九州大学, 学内共同利用施設等, 教授 (30279129)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 航空機用ガソリン / オクタン価 / アルキレーション / 石炭液化 / 技術移転 / 低温乾留 / 第二次世界大戦 / イソオクタン / スタンダード石油 / ソコニー / EXXONMOBIL / 米国戦略爆撃調査団 / 石油補給 / Royal Dutch Shell / イソオクタン合成法 / フドリー法 / 人造石油 / I.G. Farben |
研究成果の概要 |
航空燃料用ガソリンが第二次世界大戦期にどのように製造されたのか、国際比較を試みた。基本的な技術は米国で、独も日本も米の技術に依存していた。戦時中の生産量や製造技術を跡付け、大戦期に石油精製業はオクタン価向上と大量生産という二点において大きな技術革新があり、特にアルキレーション技術などアメリカの技術は優れていた。 独は石炭の低温タールを活用して、航空機用ガソリンを製造したが、日本は南方原油を原料にして、水素添加技術で航空機用ガソリンを製造した。ドイツは乾溜タールのC4留分を合成して、イソオクタンを製造した。ベースガソリンには低温タールを水素添加して製造した。日独の情報交換はほとんどなかった。
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