研究課題
基盤研究(C)
戦時下の1930年代末、米穀需給は俄に逼迫して東南アジアからの外米輸入が急増し、食糧統制が強化されその消費がすすんだ。また、円ブロック外から小麦輸入が試みられるが1940-41年には困難になった。米の一大産地である仏印などが勢力圏に入り、大量の外米が輸入されて国内に備蓄された。日本米とは異質の外米は、多様な方法により受容され消費されるが、輸送が隘路となり、輸入からの「脱却」が唱えられるようになった。戦争末期には輸移入が困難となり、深刻化した食糧難が敗戦後にも継続した。
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東洋大学文学部紀要
巻: 第69集史学科篇第41号 ページ: 103-163
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民衆史研究
巻: 87 ページ: 37-50
東洋大学文学部紀要・史学科篇
巻: 第67集史学科篇第39号 ページ: 77-121
120005444992