研究課題/領域番号 |
25380540
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
風間 信隆 明治大学, 商学部, 専任教授 (60130803)
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研究分担者 |
H・R Bungsche 関西学院大学, 国際学部, 教授 (10434903)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 多元的企業統治モデル / インサイダー型企業統治 / 会社の利益 / ディーゼル排ガス不正 / 労使共同決定 / ファミリー支配 / 資本市場の圧力の遮断 / 新VW法 / ドイツ・モデル / コーポレート・ガバナンス / 共同決定 / EU企業 / モジュール化(MQB)戦略 / 共生型企業統治 / 中東欧の移行諸国 / モノづくり競争力 / グループ・ガバナンス / マルチ・ブランド戦略 / モジュール戦略 / トップダウンの競争力 |
研究成果の概要 |
VWは,ドイツ最大の自動車メーカーであり,ドイツを代表する企業であり,そこで展開されている企業統治(corporate governance)は労使共同決定,ファミリー支配,インサイダー型統治構造を有している。これは全ての関係者が「会社の繁栄」上位目的として利害調整を図る仕組みである。しかし,同時にこの企業統治は内向きの閉鎖的体質を生み出しかねない負の作用を有している。こうした企業統治構造は所与の目標に対して全員がまとまって行動する大きな成長エネルギを生み出す一方,会社中心主義に陥るリスクを高める。これがVWの躍進を生み出す一方,ディーゼル・スキャンダルの背景となっている。
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