研究課題/領域番号 |
25380541
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
小林 一 明治大学, 商学部, 教授 (00205478)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 実践としての戦略 / 戦略のプロセス研究 / 構造化プロセス / 建築と居住モード / 社会構築主義 / 実践慣行 / 実践家 / プラクシス / 制度的起業家 / 認知的信頼と感情的信頼 / プラクティスとプラクシス / 居住モードと建築モード / 活用と探索 / 実践としての戦略(SAP) / 組織学習 / ダイナミックケイパビリティ / 実践理論 |
研究成果の概要 |
本研究は組織の進化プロセスを説明するために実践としての戦略論(S-as-P)の見方を適用することを試みている。S-as-Pは種々の実践家による裁量的なプラクシスと慣行化したプラクティスとの間の相互循環過程を戦略化と呼び、この過程を経時的な社会現象として解明しようとする。戦略化は一連の戦略エピソード(組織ルーティンを一時的に停止し、反省的にプラクシスを発揮する機会)として観察されうる。結論的には、戦略エピソードとしての相互循環の軌跡には、良循環と悪循環があることが見いだされた。どちらの循環が現れるかを説明する鍵は取引ガバナンスのメカニズムとネットワーク外部性にあるのではないかと考えられる。
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