非財務情報の開示に関する実態調査とその情報効果及び経営者行動に関する研究

• 研究課題/領域番号: 25380607
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 会計学
• 研究機関: 横浜市立大学
• 研究代表者: 中條 祐介 横浜市立大学, 国際マネジメント研究科, 教授 (40244503)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2016-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2015年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: 非財務情報 / 非GAAP指標 / ディスクロージャー / 有価証券報告書 / 財務報告制度 / 中期経営計画 / 財務報告

研究成果の概要

本研究は、日本企業の非財務情報の開示の実態を明らかにすることにある。そこで、日本企業によって開示された非財務情報や非GAAP指標に関するデータベースを構築した。そのうえで、日本企業の開示する非財務情報の特徴と、開示する企業の特性を明らかにした。また、日本企業における一般に認められた会計原則に準拠しない業績指標の開示実態を明らかにするとともに、その経済効果についても実証的に検証を行った。これらの実態の把握を踏まえ、わが国の財務報告制度に対する提言を行った。

研究成果

• [雑誌論文] 有価証券報告書による財務報告の課題と可能性 (2015)
  • 著者名/発表者名: 中條 祐介
  • 雑誌名: 會計 巻: 188 ページ: 14-28
  • NAID: 40020501865
• [雑誌論文] 財務報告と中期経営計画情報の開示 (2014)
  • 著者名/発表者名: 中條祐介
  • 雑誌名: 企業会計 巻: 66 ページ: 134-137
• [雑誌論文] 非財務情報開示の意義と現状 (2013)
  • 著者名/発表者名: 中條 祐介
  • 雑誌名: 証券アナリストジャーナル 巻: 51 ページ: 6-15
• [図書] 会計学の手法 (2015)
  • 著者名/発表者名: 田村威文、中條祐介、浅野信博
  • 総ページ数: 195
  • 出版者: 中央経済社