研究課題/領域番号 |
25380612
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 麗澤大学 |
研究代表者 |
鈴木 大介 麗澤大学, 経済学部, 准教授 (00535536)
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研究分担者 |
上村 昌司 麗澤大学, 経済学部, 教授 (50323902)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 粉飾決算 / 誘因 / 利益調整 / ゲーム理論 / 不正会計 / シグナリングモデル / ケーススタディ |
研究成果の概要 |
会計情報の信頼性や比較可能性を高めるために利益調整の幅を減少させるとしても,それが粉飾決算に関する経営者の意思決定に影響を与えるとすれば興味深い.本研究ではこの点が検討され,結果として,タイプ間の企業価値の差異とコストの大きさが,粉飾決算の意思決定における本質の要素のひとつとなること,現時点の経済状況ではなく,将来の期待に粉飾決算の意思決定は依存していること,利益調整の幅が大きい場合には粉飾決算が起こらず,利益調整が認められなくなると生じることを指摘した.利益調整の幅を縮小することで会計情報の信頼性や比較可能性を確保しようとする見解に対して,逆に,粉飾決算の可能性が増加することを指摘できた.
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