研究課題/領域番号 |
25380647
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
|
研究機関 | 近畿大学 (2014-2015) 大阪産業大学 (2013) |
研究代表者 |
斉藤 日出治 近畿大学, 日本文化研究所, 研究員 (10186950)
|
研究協力者 |
佐藤 正人 海南島近現代史研究会, 代表
金 静美 海南島近現代史研究会, 会員
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 住民虐殺 / 海南島 / 侵略犯罪 / 植民地主義 / 海南海軍警備府 / 植民地責任 / 強制労働 / 自然 / 空間 / 時間 / 日本軍統治 / 戦時性暴力 / 昌江黎族自治県 / 「戦後」という歴史認識 |
研究成果の概要 |
民間団体「海南島近現代史研究会」の一員として3年間で5回海南島を訪問し、侵略犯罪の犠牲となった方々から、日本政府・日本軍・日本企業によって被った被害の状況について話を伺った。この聞き取りを通して、殺害された方々の氏名、人数を確認すると同時に、住民虐殺、食料・資源・土地・家財・家畜・諸資源などの略奪、諸産業の支配、性暴力、強制労働などの実態を記録した。さらに、このような日本国家の侵略犯罪が敗戦後70年にわたって明らかにされてこなかったことが戦後日本社会のありかたにどのようなかたちで投影されているのかを検討し、日本の近代社会を植民地主義の視座から再考した。
|