研究課題/領域番号 |
25380652
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
貞包 英之 山形大学, 基盤教育院, 准教授 (20509666)
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研究分担者 |
元森 絵里子 明治学院大学, 社会学部, 准教授 (60549137)
野上 元 筑波大学, 人文社会科学研究科(系), 准教授 (50350187)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 自殺 / 歴史社会学 / 自殺予防 / いじめ自殺 / 生権力 / 生命保険 / 過労自殺 / メンタルヘルス / 厭世自殺 / 自殺のポストベンション / 生権力の変容 / 精神科医 / 医療化 / 報道 |
研究成果の概要 |
20世紀末に自殺の急増がみられたが、その背景には自殺が社会にいっそう組み込まれてきたという事情がある。20世紀前半に「意志」と強く結び付けられていた自殺は、逆に20世紀後半には「意志」とのつながりを解除されることで、経済的、政治的にいっそう有効に「活用」される対象になっていく。本研究は生命保険にかかわる自殺や過労自殺、「いじめ」自殺が社会的にどう扱われてきたかを分析することを通して、ますます経済的、政治的意味を強めている自殺や自殺予防のあり方を歴史社会学的視点からあきらかにした。
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