研究課題/領域番号 |
25380653
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 福島大学 |
研究代表者 |
安田 尚 福島大学, 行政政策学類, 特任教授 (30157995)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 福島第一原発 / 原発の安全神話 / 原発安全神話 / 福島第一原発事故 / 日本メディア / 仏メディア / 原発問題 / 安全神話 / 朝日新聞 / 読売新聞 |
研究成果の概要 |
「福島民報」と「福島民友」は、ともに社内には原発専門家はいないので、社外の原発推進派の技術者に依存し、「安全神話」の普及に貢献している。海外の「原発事故」に対して「我が国では起こりえない事故」と断じている。読売と朝日の記事を比較すると、前者は終始一貫し「原発」推進派であり、「先導」者であった。後者は、原発に関してはその拙速を批判するものの動揺する「容認」派であった。福島の「原発事故」に関する、日仏メディアを比べると、「メルトダウン問題」を仏は迅速に伝え、日本は隠蔽した。仏は「情報源の多様性」を保持し、米軍からの情報も報道している。福島の「原発事故」の深刻度でも仏は事故後すぐ報道している。
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