研究課題/領域番号 |
25380664
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
山崎 仁朗 岐阜大学, 地域科学部, 教授 (40262828)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 市民団体 / 地域協議会 / 地域自治区 / 地域自治 / コミュニティの制度化 / ドイツ / 自治体内分権 |
研究実績の概要 |
2015(平成27)年度は、(1)ドイツの地域協議会Stadtteilvertretungの網羅的研究、(2)日本の地域自治区にかんする実証研究、(3)地域自治にかんする理論的研究に取り組んだ。このうち、(1)については、インターネットを利用して、ドイツの100強の独立市kreisfreie Stadtの地域協議会の現状を、網羅的に整理することができた。(2)については、コミュニティ政策学会の「地域自治区研究プロジェクト」のメンバーとともに、長野県飯田市の地域自治区について、すべての地区(計20地区)を網羅的に調査することができた。(3)については、鈴木榮太郎の理論と、R. M. MacIverのコミュニティ論やM. Weberのゲマインデ論を比較する論考をまとめることができた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
「研究実績の概要」の項で記したように、研究は、ある程度は進捗している。しかし、2015年の秋に、研究代表者に癌(左上顎洞癌)が見つかり、その後、治療生活に入った。2016年度に入っても治療が続いている。このような状況なので、2015年の後半からは、研究が中断している状況である。
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今後の研究の推進方策 |
「現在までの達成度」の項で記したように、研究代表者は、現在、癌との闘病生活に入っている。このため、具体的な研究計画を立てられる状況にない。希望としては、昨年度にできなかったドイツの地域協議会や小規模ゲマインデについての実証研究に取り組みたい。また、飯田市の事例をモノグラフとしてまとめたい。
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次年度使用額の使用計画 |
上記のように、ドイツをフィールドとする実証研究や、飯田市の実証研究、そして、地域自治に関する理論的研究のために使用していきたい。
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