脱新自由主義としてのソーシャルイノベーション型地域再生過程に関する比較研究

• 研究課題/領域番号: 25380675
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 社会学
• 研究機関: 徳島大学
• 研究代表者: 矢部 拓也 徳島大学, ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部, 准教授 (20363129)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2016-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2015年度)
• 配分額: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円); 2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: 中心市街地活性化 / まちづくり / 地方都市 / リノベーション / 地域再生 / BOP / コモンズ / サイクルツーリズム / ソーシャルイノベーション / 都市コモンズ / 社会保障 / イノベーション

研究成果の概要

本研究は日本国内の26地区に聞き取り調査を行い、地域再生過程の比較調査を行った。これまで民間主導による新しいまちづくりの担い手と見なされていた地域も、行政主導へと移行する傾向がみられた、その一方で、外国人を対象とするインバウンド事業や民間独立小資本によるリノベーション事業など、新しい担い手が全国で産み出されていた。このような動きは、地域課題を解消する、ソーシャルイノベーションと言えるのではないかと考えている。

研究成果

• [雑誌論文] まちづくり会社による中心市街地活性化再考：産業政策・社会保障・新自由主義・都市コモンズ (2015)
  • 著者名/発表者名: 矢部拓也
  • 雑誌名: 徳島大学社会科学研究 巻: 28 ページ: 139-161
  • NAID: 110009890557
  • オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [学会発表] 「地方消滅」言説下における地方都市のまちづくの行方 ー地方創生は「選択と集中」？ 「社会保障」？ 「新自由主義」＿ー (2016)
  • 著者名/発表者名: 矢部拓也
  • 学会等名: 社会科学系コンソーシアム
  • 発表場所: 日本学術会議大講堂（東京都港区）
  • 年月日: 2016-01-30
  • 招待講演
• [学会発表] 中心市街地活性化とコモンズ ー「まちづくり会社」による中心市街地活性化とはなんであったのか？ー (2015)
  • 著者名/発表者名: 矢部拓也
  • 学会等名: 計画行政学会
  • 発表場所: 名古屋工業大学（愛知県名古屋市）
  • 年月日: 2015-09-18
• [学会発表] 中心市街地の活性化とコモンズ：まちづくり会社による中心市街地活性化 (2014)
  • 著者名/発表者名: 矢部拓也
  • 学会等名: 計画行政学会 コモンズ研究会
  • 発表場所: 中央大学市ヶ谷田町キャンパス（東京都新宿区）
  • 年月日: 2014-10-20
• [図書] 新コモンズ論 ー幸せなコミュニティをつくる八つの実践 (2016)
  • 著者名/発表者名: 細野助博・風見正三・保井美樹・菊池純一・大和田順子・菊池宏子・矢部拓也・宮坂不二生
  • 総ページ数: 281
  • 出版者: 中央大学出版部（東京都八王子市）