研究課題/領域番号 |
25380698
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 成城大学 |
研究代表者 |
南 保輔 成城大学, 文芸学部, 教授 (10266207)
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研究分担者 |
平井 秀幸 四天王寺大学, 人文社会学部, 准教授 (00611360)
中村 英代 日本大学, 文理学部, 准教授 (50635191)
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連携研究者 |
森 一平 帝京大学, 教育学部, 講師 (90600867)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 薬物依存者 / 社会復帰 / ダルクスタッフ / 回復 / ライフヒストリー / 薬物依存 / 縦断インタヴュー / ダルク |
研究成果の概要 |
薬物依存からの自助回復組織ダルクにおいて調査を行い,11人のダルクスタッフの「回復」について明らかにした。スタッフとなった経緯もその経歴もさまざまだったが,スタッフ業務経験がスタッフ自身の「回復」に生かされていた。スタッフ業務は,利用者のサポートと施設運営とからなる。利用者サポートが基本であり,これを通じて得られるスタッフとしての学びも手応えも大きなものであった。スタッフも薬物再使用の危機に見舞われるが,ミーティング出席やステップ学習という基本を活用して乗り切っていた。ダルクスタッフは,薬物依存者の「社会復帰」のひとつのかたちとなっていた。
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