研究課題/領域番号 |
25380707
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 椙山女学園大学 |
研究代表者 |
塚田 守 椙山女学園大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (80217273)
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研究分担者 |
佐々木 裕子 愛知医科大学, 看護学部, 准教授 (10351149)
福良 薫 北海道科学大学, 保健医療学部, 教授 (30299713)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 看護ケア / ナラティヴ / インタビュー / 看護師 / 終末期患者 / オーラリティ / ストーリー / 語りの社会学 / 訪問看護師 / 在宅看護 / ケアの語り / ライフストーリー / 訪問看護 / 看護の語り / 病いの語り |
研究成果の概要 |
本研究では、医療現場の現役看護師に対してライフストーリー的方法でインタビューを行い、看護ケアにおける「語り」の果たす役割について考察した。成果として以下の4点の知見が得られた。①患者自身による「語り」は本人たちの病いの経験の再解釈を促し、その経験に意味を与える可能性がある。②看護師が患者に徹底してより添い、彼らの「語り」を聞くことで、彼らの世界の深い理解が可能になる。③その理解に基づいた看護「介入」は、患者と彼らと関わる家族などの関係改善に有効である。④看護師の「語り」は、実践的な看護ケアの共有化をもたらすだけでなく、看護ケアの反省的検討を促し新しい「気づき」をもたらす可能性がある。
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