研究課題/領域番号 |
25380733
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 特定非営利活動法人社会理論・動態研究所 |
研究代表者 |
小早川 明良 特定非営利活動法人社会理論・動態研究所, その他部局, 研究員 (10601841)
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研究分担者 |
藤田 成俊 特定非営利法人社会理論・動態研究所, 研究員 (20605026)
伊藤 泰郎 広島国際学院大学, 情報文化部, 教授 (80281765)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 小数点在部落 / 屠畜 / 竹製品 / 製革 / 製靴 / 概念の構築 / 部落問題の科学的認識 / 部落産業 / 少数点在型部落 / 観念の構築 / 部落問題の「科学的」研究 / 部落弾業 / 竹細工 / 製靴産業 / 皮革産業 / 広島県 / 観念の構成 |
研究成果の概要 |
一般的に広く存在する被差別部落が屠畜・精肉、製靴などの皮革産業、竹細工と深く関係しているという考え方は、たんなるステレオタイプに過ぎない。その考え方が国民の間に形成されたことは、「科学的研究」の責任の一端がある。明治の初めから、これらの産業・職業の主要な位置を占めたのは、非被差別部落の経営者であり、労働者であった。現在では、被差別部落の人びとは、その立場は弱くてもそれぞれの地域の産業構造に組み込まれ、生産の一翼を担っている。 被差別部落にあって、非被差別部落にない産業・職業は一切存在しない。これが研究の結果である。
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