研究課題/領域番号 |
25380780
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
鍾 家新 明治大学, 政治経済学部, 専任教授 (10281552)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 在日新華僑 / 福祉の実態 / 福祉意識 / 年金の二重加入 / 社会保障制度 / 国際移動 / 福祉格差 / 無年金 / <在日新華僑> / 日本型福祉国家 / 現代福祉国家 / 日中近代化の格差 / 越境者たち / ライフ・ヒストリー / 現代福祉国家体制 / 年金保険 / 医療保険 / 介護保険 / 老親の介護 / 国民国家 / 福祉評価 / 老後問題 |
研究成果の概要 |
<在日新華僑>の中には福祉格差が存在している。一部の人々は日本人と同様に日本の年金保険・医療保険などの社会保険に加入し、高い生活水準に恵まれている。もう一部の人々は日本語を自由に使えず、日常生活・入院・手術などのとき不安を感じている。また、来日の当時、既に35歳を超えていたため、国民年金保険に加入することができなかった人もいる。<在日新華僑>のなかで、日本と中国を生活の拠点としている人々もいる。彼らは日本の年金保険に加入しているが、中国の年金保険にも加入している。現在の日本と中国における社会保障制度は、一方では、人々に一定程度の生活の保障と安心を与えるが、他方では、人々の国際移動を阻害する。
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