研究課題/領域番号 |
25380819
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 関西福祉大学 |
研究代表者 |
井上 寿美 関西福祉大学, 教育学部, 准教授 (40412126)
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研究分担者 |
笹倉 千佳弘 就実短期大学, 幼児教育学科, 教授 (60455045)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 社会的養護児童 / 被虐待 / 認識 / 外集団 / 一般化 / 行動様式 / 虐待 / 隠れたカリキュラム / 孤立感 / 自立 / 地域養護 / 拡がり / 承認 / 好ましい経験 / 強化 / 子育ての社会化 / 自己肯定感 / 相互信頼感 |
研究成果の概要 |
若年社会的ハイリスク妊産婦には虐待被害者の子どもが多く含まれることから,虐待を経験した社会的養護児童の子育ての社会化としての「地域養護活動」,すなわち児童養護施設児童の日常から離れた地域で児童と共に地域の暮らしを経験しながら施設職員や地域住民等が協働して児童を養護する活動,に関して3点明らかにした.①地域養護活動への参加を通して子どもは「認識が拡がる」経験をする.②所属意識が希薄な外集団を多様な視点で理解するようになるため,地域養護活動は社会的養護経験者の自立困難軽減に寄与する可能性がある.③地域養護活動を可能とする地域社会の質は,他者の助けを借りることを厭わない地域住民の行動様式にある.
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