研究課題/領域番号 |
25380859
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 同志社女子大学 |
研究代表者 |
塘 利枝子 同志社女子大学, 現代社会学部, 教授 (00300335)
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研究協力者 |
翁 麗芳 國立台北教育大學, 幼兒教育學系, 教授
玄 正煥 Seoul神學大學, 保育學科, 教授
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 文化比較 / 教科書 / 葛藤処理方略 / 東アジア / 文化的自己 / 欧州 / 授業分析 / 教師や保育者の価値観 / 異文化受容 / 台湾 / 韓国 / 中国 / 葛藤処理 / 道徳 |
研究成果の概要 |
本研究では、人々の葛藤処理方略スキーマの次世代伝達や個人内変容について、東アジア諸国・地域(日本、中国、台湾、韓国)の国語教科書に描かれた葛藤処理方略に関する今までの研究知見をさらに発展させて研究を行った。第1に、4ヶ国・地域の大学生、保育者、小学校教師を対象にした質問紙調査の結果、東アジア内でも葛藤処理方略は同一ではなかった。第2に、教師の授業内での行動の中に文化伝達が行われている仕組みが存在していた。第3に、文化間移動者を取り巻く国際・外交関係が、個人の葛藤処理スキーマの変容に影響をしていた。以上の研究成果は、各国の実際の国際紛争解決や外交に活かしたり、相互理解教育に活用できるであろう。
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