研究課題/領域番号 |
25380863
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 福山大学 |
研究代表者 |
青野 篤子 福山大学, 人間文化学部, 教授 (70202489)
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研究分担者 |
澤田 忠幸 愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 准教授 (50300447)
宇井 美代子 玉川大学, 文学部, 准教授 (80400654)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 男女平等意識 / フェミニズム / 継承性 / 母親 / 娘 / 継承 / フェミニスト / 男女平等 / 母娘 / TEM / 語り |
研究成果の概要 |
本研究は,母親から娘への男女平等意識の継承性について,質的・量的な検討を行った。母親と娘の語りの内容を複線径路・等至性モデル(TEM)によって分析したところ,娘の男女平等意識には,母親の助言や支持的な態度が,家庭優先の考え方には専業主婦である母親の姿や無関心な態度がかかわっていること,フェミニストの母親は,直接男女平等を教えるわけではなく,その生き方を通して娘に影響力を与えていることがわかった。また,質問紙調査により母親と娘の男女平等観を比較検討した結果,娘の男女平等観は母親の男女平等観と類似していること,実質的平等観には,母親への信頼感や母親の充実感が影響を及ぼしていることが見出された。
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