研究課題/領域番号 |
25380878
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
村瀬 俊樹 島根大学, 法文学部, 教授 (70210036)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 語意学習 / 競合 / 相互排他性仮定 / 幼児 / ラベル / ブロッキング / 実行機能 / 接尾辞 / 般化 / 形容詞 / 語彙獲得 / 言語的手がかり / 複数名称 / 形容語 |
研究成果の概要 |
本研究は,育児語が多用される日本語獲得環境において,1つの対象に対して複数の語が言及していることを幼児がどのように理解しているのかを明らかにした。その結果,4歳から6歳の間に1つの対象に対して複数のラベルを産出することが発達し,そこには実行機能の発達が関与していることが示唆された。また,複数の語は1つの対象との対応付けにおいて基本的には競合するが,語が形容語として与えられている場合は,柔軟に言及対象は競合せず,1つの対象に言及していると解釈した。語が埋め込まれている言語的文脈情報の効果は,接尾辞「さん」の付与でも見られ,ラベルに接尾辞が付いている場合は動物名解釈をしていた。
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